千葉県
熊谷 俊人 知事
コンクール受賞者のみなさん、おめでとうございます。昨年に引き続き、1万点を超える作品の応募があったと聞いています。当コンクールが学校や子供たちに根付いてきていることを実感します。
コンクールのテーマ「未来のごみ箱」は第1回目から継続していますが、今年はAIやドローンといったものをモチーフにした作品が増えているということで、皆さんも社会の変化をしっかりと見ているんだなということも感じました。
環境問題はわが国だけの問題ではなく世界共通の課題です。その中でも、ごみを減らして資源を大切にするということは特に重要な課題となっています。今回の受賞をきっかけに改めてごみを減らすために社会全体として何ができるか、そして個人として何ができるかということを考えて、日々行動に移していただきたいと思っています。
我々千葉県としても「千葉の未来をつくる行動する人づくり、みんなでつくる持続可能な千葉」を目標に、これからの次世代をリードする若い力による環境保全活動を応援する事業や、リサイクルなどごみを減らすために身の回りから実践していく「ちばエコスタイル」といった事業を強化して、千葉県の非常に豊かな自然環境を、皆さんを含めた次の世代に受け継いでいくための取り組みを進めています。
今回応募するにあたって、「自分一人だけで考えたよ」という人もいると思いますが、先生もしくはご家族といろいろな意見交換をした方も多いのではないでしょうか。意見交換をすることで皆さんだけでなくご家族なども改めて環境問題について考えるきっかけになったと思います。このコンクールはそういう意味でも我々千葉県にとって大変有意義だと考えます。
開催にあたっては保護者の皆様、学校や絵画教室などの関係者、主催者の皆様方、こうした方々のご協力によって成り立っています。関係者の皆様方の取り組みに心から敬意を表して、環境教育の一環としてこのコンクールがこれからも末永く続いていくことを祈念して、私のお祝いのメッセージにかえさせていただきます。改めておめでとうございます。
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