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施設のみどころ
君津環境整備センターでは皆様からお預かりしました廃棄物を適正に運搬・埋立・管理をしています。最新の設備は、徹底した維持管理体制によって初めて、最大の効果を発揮します。当センターが誇る厳格な管理をご覧下さい。
君津環境整備センターは、排出元、近隣の方々、社会全体、それぞれに「適正処分」「安心」「環境負荷軽減」の使命を果たすべく、さまざまな運営管理をしています。
廃棄物を排出するお客様のご要請により、単純な処分から「環境配慮」に大きく傾いて参りました。わたくしどもは厳格な管理体制で「適正処分」をお約束します。同時に、豊かな水などの自然資源を大切にする近隣住民の方々にも、「安心」をお約束します。そして豊かな現代の生活に不可欠な社会インフラを未来につなぎ、わたくしどもの管理方式が将来の廃棄物処分の手本となるよう、なるべく早く「自然に還してゆく」という社会全体の要請に応えていくことにも挑戦しています。
使命を実現するための「運営管理の11のポイント」
1.搬入時、マニフェスト伝票をダブルチェックしています。
2回のチェックは、処分場受付に加え搬入林道の2キロ手前の計量所で実施しています。伝票が不備な搬入車両は通行ができません。
2.「悪天時にも」搬入道路を妨げられないよう毎日整備しています。
丈夫な静脈物流に血栓を作らないよう、とくに雨や雪またそれに伴う路面が原因で、搬入を滞らせることがないよう林道の整備に多くの費用をかけています。点検を怠らないことも処分場運営の一部です。
3.新規に搬入する際には事前に分析審査表を提出いただいています。
排出者様にとって信頼できる埋立場は、ほかの廃棄物も基準を満たしていることが大切です。お得意様であっても新規の内容物の場合は分析表の提出、形状、性状の検査をお願いしています。
4.すべてのお取引先は事前に契約を締結させていただいています。
信頼、実績あるお取引様に限定して受け入れをさせていただいています。また搬入は完全予約制ですので突然の搬入車両が入場することはありません。
5.日当たり総量規制を決めていますので処分場全体の残余量が把握できます。
君津センターの搬入は、計画的に1日75台の搬入管理をしています。搬入ペースがほぼ一定なので、君津センターの寿命が計算できます。
6.廃棄物の上には正確に覆土を積み、公的検査の認定を受けています。
整った造成地に見えるかもしれません。
廃棄物と覆土を繰り返すサンドイッチ方式による埋立は、好気性を促すばかりでなく、重量を均一に保つねらいもあります。層ごとに千葉県の検査を受けています。
7.ダンプ下まわりに付着した廃棄物の洗浄を徹底しています。
荷降ろしにはどうしてもタイヤは廃棄物で汚れます。直接廃棄物の上を走行しないよう鉄板を敷くほか、再び敷地外に出る前に、下まわりを洗浄機で洗い流し廃棄物の持ち出しを防ぎます。
8.国の基準を大きく上回る河川放流基準値を定めています。
一例を挙げれば、水質汚濁の指標の1つ1リットルあたりの生物化学的酸素要求量(BOD)60ミリグラムまでの規制に対して、大きくクリアする10ミリグラム以下にしてから河川に流しています。
9.近隣の方々が安心して暮らせるために情報公開に努めています。
直接施設を見ていただくことがなにより大切です。通年でおよそ1,000人、少人数の見学会を実施しているほか、年に4回3,500世帯を対象にアラックスニュースを発行、施設の今をお伝えしています。
10.早期安定を図る準好気性埋立方式を採用しています。
君津センターの社会に対する使命は、埋立終了(閉鎖)から安定化(廃止)までの期間の短縮化です。空気と水で発酵を促す準好気性埋立方式を採用、常に新技術を取り入れ時代の求めに応えます。
11.自然の森に還す大いなる使命。
安定化(廃止)後は君津環境整備センターを緑豊かな元の森に還します。
既に植林を開始しており、木々が根付いています。